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MIDAS GOLD page2

「MIDAS GOLD(マイダス ゴールド)」のメンテナンスやチューニングについてのページです。


INDEX


大変な場所でトラブル・・・

これはブログでは既にアップしたネタです。
詳細はブログの年明け1発目を読んで頂くとして、
簡単に説明しますと・・・・

最寄り駅の横の踏み切りで通過する電車を待っていて、
踏み切りがあがって、さぁ発進!というところで、
クラッチが切れなくなるというトラブルに見舞われました。

おまけに道幅がすれ違いの難しいくらいの狭い道で、
自分の後ろはもちろん何台か並んでましたし、
踏み切りの向こう側の少し広くなってる場所でも、
対向車が何台か並んで待っているという、
とんでもなく迷惑な状態でのトラブルでした。

さすがに駅の横だけあって通行人もいますし、
超恥ずかしかったです。

原因はクラッチベアリングで、修理自体は1日で済んで早かったです。

ドナドナ トラブルの1週間後にドナドナです。
今回は保険を利用して積車運搬してもらいました。
リフトアップ 早速、リフトアップしての交換作業。
マイダスお得意の構図。
フェンダー裏のカバーを外すと、
クラッチへアクセスできる。
ブレーキキャリパーは交換して間もないのでピカピカ。
焼けてるし、ボールが飛んでしまって、
すでに真円になってないベアリング。

部品交換諸々

車検から戻って不具合があったので再度修理に出すことに。
久々にエンジンをかけてみたら、やっぱりかからず・・・・

「また、プラグかぶったかー・・・」

と思いつつプラグを外して見てみると、今回はどのプラグもかぶってない!

「んー、バッテリー?火が飛んでねー感じ・・プラグコード?コイル?
・・・電気系どっかヤバイかー」


まずバッテリーをつなごうと思ったんだが、あいにく両親の普通乗用車が無く、ビートしかいない。
ビートのバッテリーも弱いんでダメかもなー、と思いつつつないでみたら、
やっぱりダメー!

「面倒だからバッテリーを買ってこよう!」

とホームセンターやカーショップやBSタイヤ館を3件ハシゴしたが、
さすがマイダス・・・使ってるバッテリーの型が普通に置いてない。
ちなみに「34A19RT」というものだが、在庫として持ってるようなところは無いみたい。

で、仕方なく家に戻ると、普通乗用車1台が戻ってきたので、
早速つないでみたら、なんとかエンジンかかったので、そのままTM RACINGへ向かった。

道中、運転してて気になったのが、クラッチの踏み応え
どうにもひっかかるというか、反発力があるというか、たまに超重い踏み応えのときがある。

「クラッチのリンケージ?・・・マスターかレリーズシリンダーの方?・・・どっかヤバイかー」

メインの触媒とマフラー関係のチェックの他にも気になるところを伝えて預けること1週間・・・
(お、短い!)

たまには、メンテナンス内容でも書いておくかな。

  • 触媒交換
  • キャブ調整
  • クラッチマスターシリンダー分解(インナーキット交換)
  • クラッチレリーズシリンダー分解(インナーキット交換)
  • クラッチホース交換
  • クラッチペダル溶接修理&ブッシュ製作
  • バッテリー交換
  • ディストリビューターASSY交換
  • プラグコード交換
  • イグニッションコイル交換

ここからは、修理中に気づいて追加でやってもらったこと


  • ラジエター洗浄
  • クーラント交換
  • サーモスタット交換
  • タペット調整
  • ロッカーカバーガスケット交換
  • ファンベルト調整

という感じで今回は、

明細書1枚に収まるという少なさ。

まぁ、事前に自分が「どっかヤバイかー」って思ってたところは、
全部ヤバかったってことでしたね・・・

本当はもう1つ交換の必要がありそうな部品があった。

「水がうまく回っていない可能性がある⇒ウォーターポンプの故障の可能性あり」

ということだったんですが、部品在庫がなく今回は注文だけして交換してないんです・・・
これも部品が着次第、交換です。

帰り道、運転しててもシフトノブが熱くなることなく嬉しかったが、
それよりも、クラッチの踏み具合がスゲー良い!
こっちの方が、操作として体感できる分、うれしさが大きいです。

電気系もろもろ交換 バッテリー交換 キャリパー交換
左2枚の画像は、今回交換した電気系部品のものですが
右端の1枚は前回の修理で交換したブレーキキャリパーの画像

車検から戻ってきたが・・・

ようやく半年ぶりに車検から戻ってきましたー。
今回の車検は長かったなー・・・
1月に出したのにもうしっかりエアコン無しでは厳しい季節になってしまいました。

さて、これで全塗装計画にようやく突入できるかと思いきや・・・・
さすがMIDAS、そう簡単には事が進みません。

ひとまず、先週戻ってきた時は雨が降ってたので、
すぐに車庫にしまいました。

で、今日は朝から天気も良さそうなんで、
ビート共々洗車しようと思って車庫から出そうとすると・・・・

エンジンがかからない・・・・

ま、よくありがちのバッテリーが原因かなーと思って、
ブースターでつないで、再始動を試みる。

あれ?エンジンがかからない・・・・

こーなると次によくありがちなプラグかぶりが原因かなーと思って、
プラグを引っこ抜いてみる。

3番、4番、メッチャかぶりまくり・・・・

プラグは新品4本を常時装備してあるので、早速交換!
ただ今日は気温が34度もあるらしく、作業するにも汗ダラダラ・・・
ついでに1番と2番も新品に交換して、再々始動!!

キュキュキュキュブルッキュキュブルブルッキュブルンブルルルーッン!!

おっしゃ!かかったー!

バッテリーも心配だったので、しばらくアイドリング状態にして、
自分は休憩っと・・・・

ところが、これが恐ろしいことに!

休憩終わって車に戻ると、なんか車の中が白っぽい!?
なんだろうと思って運転席を開けると・・・

うぉっ!煙だっ!しかも臭いっ!!

シフトレバーノブーツの隙間から白煙が出ているぢゃないかっ!!

またもや、炎上の危機か!
と思い、すぐにエンジンを切るも、白煙は出続ける。
フロアの下をのぞきこんでも特に異常がみられなくわからない。

ちなみにサイドブレーキのレバーも煙は出て無くても尋常の熱さではなかった。
おそらく床下の触媒からの熱伝導が原因と思われる。

とにかくしばらく見守った後、おとなしく洗車してまた車庫にしまうことにした。


さてさて白煙も無事収まった後、洗車をしたが、
ボディーは御覧の通りの酷い色あせよう・・・・・
(あ、今回携帯のカメラなんで画像悪い・・・)

MIDAS_iroase03 MIDAS_iroase02 MIDAS_iroase01
日の当たる上面部が特に酷い

元の色はバーガンディーなのに、白っぽくなってしまってます。
なんとなく、地肌がみえてるような感じがします。

間違いなく全塗装計画を実行する必要があるのですが、
今回の問題を改善してからでないとねー・・・
さて、もっかい修理に出しますかね。


キャブレター交換

今年2008年1月が車検だったので、ついでにキャブレターを1つ前の状態に戻すことにした。

マイダスはできるだけノーマル状態に戻して乗り続けようと思っていて、
もうOHVで8000rpm回してサーキットを走ることもないだろうから、
1+1/2から以前使用していた1+1/4に戻すことにした。

su twin cab 1+1/2 1 su twin cab 1+1/2 2 su twin cab 1+1/2 3
これまで使用してきた1+1/2のSUツインキャブ

su twin cab 1+1/4 1 su twin cab 1+1/4 2
以前も使用していた1+1/4のSUツインキャブ
すでに装着完了してます!

マイダスらしくなく順調な感じだが・・・

そこは期待を裏切らないマイダス!
今回も車検でいろいろな不具合が見つかった。

まず、大問題なのはブレーキキャリパー
ブレーキフルードが漏れてしまっている・・・
足周りの重要部品のため、これは交換しないと危険だ。

いつものTM RACINGに新品のキャリパーがあると思いきや、
残念ながらソリッドディスクブレーキ用だったため使えないことが判明。
一丁前にマイダスはベンチレーテッドディスクを使用しているし、
対向4ピストンキャリパー、ブレーキ2ライン装備と意外と豪華
メトロ・ターボ用のものと思われますが自分はよくわかってない。

とりあえずイギリスから取り寄せるので、1ヶ月ほど待ち時間ができてしまうことに。

全塗装計画Paint House Junkの社長ブログ参照)は、しばらく延期ですね。



メーターケーブル交換

今年の夏は暑すぎて、さすがに8月は車に乗る回数が激減した。
なんせ、2台ともエアコン無しだし、
MIDASに限っては、ダッシュボードのグローブボックスとか暑さで曲がったり、
シール剤が暑さで溶けたりするので、車庫から出すのも危険な状態。

ようやくここ数日で暑さもやわらいできて、今日も少しはマシな日かなと思っていたら、
午前中にTM RACINGから電話があり、
メーターケーブルが入荷したとの連絡でした。

実は、かなり以前からスピードメーターが動いてない状態で、
その原因がメーターケーブルだったのです。

原因がわかっていたので、最初はTM RACINGにあるMIDASからメーターケーブルを
外して使おうと試みたのですが、そこはさすがキットカー、
同じMIDASなのに、そのケーブルでは取り付け口が合いませんでした。

メトロのメーターケーブルであることには違いないのですが、
年式によって5種類くらい製造されているようで、
どのメーターケーブルのタイプを使用しているか不明でした。

しかし心配することは無い。
こんな時は、全種類を入手して、ピッタリ合うのを探せば全く問題なし!
ということで、少し涼しくなったし、メーターケーブルも入荷したということで、
TM RACINGへ交換に行ってきました。

tm_racing02 ボンネットを開けて、エンジンムームからの作業で交換できるので、
リフトにもあがっていない、MIDAS。
お隣の赤い車は、以前勤めていた会社の後輩所有のGTM。
一番奥にチラッとみえてるのは、バンプラ。
tm_racing01 もう1カットは工場に入ってる車たち。
左上の黄色に緑のレーシングストライプの入ったのはジネッタG4。
その下にあるのは、バーキン7。
右上はMIDASコンバーチブルで、
10年ほどTM RACINGで眠ってましたが、購入者が決定!
上のチラッと写ってたバンプラの元オーナーで、
以前のMIDASにも乗ってました。

メーターケーブル交換クラッチ調整をしてもらい、本日のメンテナンスは終了。
メーターの動作チェックは、取り付け後すぐにしてますが、
帰り道でもチェックがてら、メーター振り切ってみました。(冗談です)


シート交換

こっちのページも約3年ぶりの更新

まー、この間にあったいろいろな出来事は、
ページ1の久々に更新!「ガキャッ!!」の後は・・・を参照。

で、いろいろな出来事の後、マイダスも約18年乗ってきたので
(半分以上修理してたんではないかとも言われるが・・・)
シートの痛み具合がだいぶ深刻になってきました。

既に、ガソリン漏れだー!キケン!の4点式シートベルトの画像を
アップした時に変えたいと言ってましたね・・・

座るお尻の部分ともたれる背中の部分の表面は破れてしまい、
中のスポンジが見えるようになってしまいました。

なぜかほとんど人の乗らない助手席のほうが痛みが酷いです。

張替えやらバケットにしようやらいろいろ考えましたが、
TM RACINGに現状のシートに近いものがあったので、それに交換することに。
色はグレーから黒になりますが、形状やサイズはほとんど同じものです。

new_sheat02 new_sheat01

あとは、外装が年式相応でだいぶヒビや色あせが酷くなったので、なんとかしたいな。


「ガキャッ!!」って、なんだー!

約半年ぶりの更新だな。

話は少し前の事で、10/6にBKM(BigKidsMeeting)という
車好きのおかしな人たちの集まるミーティングへ参加する為に、マイダスで出かけた時のことです。
信号で停止状態から発進して、1速から2速へシフトアップしようと思ったところで・・・

ウォァォァォァォァォンぐッガッキャッ!!

・・・・・

「なんだー!今の音はー!」

1速から2速へのシフトアップなのに、バックギアへ入れたときのような音が・・・
しかも、シフトレバーに手応えまでアリ!

いったん側道へ止めてはみたものの、特に異音は聞こえずそろそろと走り出す・・・

「やべー、いつもと変わらんぞ・・・」

ということで、そのままBKMのミーティング会場まで無事に着き、
帰りにはスッカリ忘れて全開で、帰りました。

それから4日後の10/10に、
ビートのショップであるプロサービスへパーツを取りにマイダスで出かけたところ、
3速でアクセルオンすると・・・・

カカカカカリカカカカラカカリ・・・

あー、あきらかに異常な金属音がしますね・・・
んじゃ、4速で・・・

カラカラカラカリカリカラカラカラカラカリカリ・・・

あー、あきらかに異常な金属音進化してますね・・・

非常に中途半端な場所だったので、引き返す事もできず、
まずはTM RACINGへ電話して説明する。

すると、

「あー、あんまり乗らん方がいいなー。
ギア、ベアリング、シャフトあたりに何かあるかもしれんでなー」


何か・・・かー・・・
この時点で何かを知る由も無かったが、後でしっかり知ることになる。

結局、2速で加速して、ニュートラルにして惰性で走る走行で
だましだまし乗ってプロサービスへ辿り着けた。

帰りは、

2速が カカカカカリカカカカラカカリ・・・
3速が カラカラカラカリカリカラカラカラカラカリカリ・・・
4速が ガァラガラガガラガァリガリガラガラガラガラガリガリ・・・(振動付き)

という感じで、あきらめもついたので、高速道路でTM RACINGへ向かいました。

で、2週間後、ミッションを開けてみると・・・・
ありました・・・・何かが・・・

ギア欠け @オイルを抜いた時に出た何か

「で、でかい、金属片だな・・・・」

ちょっと、やな予感が・・・・
ギアも良くみれば、欠けが解ると思います。

こんな金属片がミッションケース内にあったということは、まさか・・・
・・・・ケース内をのぞいてみると・・・

gear_damage02.jpg Aケース内に落ちている何か

画像が少し見づらいですが、
「こ、これも、金属片だな・・・・」
・・・・・・・
よくみると、デフ側のギアの歯も真中あたりにグルッと一周、傷が入っている。
・・・・・・・
ギアを手で回してみると、
カラ・・・カラ・・・カラ・・・・
と、音が出るので、ベアリングご愁傷様なんだ、と。

・・・・・・・
Bこれらのことから考えてしまった何か
プライスDEATH!!


クラッチきれねぇー!

YZサーキットで走行中から怪しかったクラッチが、
ついに帰りの途中できれない状況になってしまいました。
(ここまでのいきさつは、MIDAS GOLD page1参照)

結局マスターシリンダーは元々のオイル沸騰の問題もあったので、全交換+オイルタンクの移動。
レリーズシリンダー側は、OHして済ますという事になりました。

2週間ほど入院して、戻ってきましたー。

改良前 改良後
clutchs.jpg oil_pressure_clutch00
キャブから離れた位置にオイルタンク移設。
気のせいかペダルの踏む力が前より軽くて済むような・・・
oil_pressure_clutch03 oil_pressure_clutch01 oil_pressure_clutch02
画像(左):マスターシリンダーのオイルタンクだけ離れてます。
画像(中):オイルタンクの形状は丸っこくなりました。
ステンメッシュホースがイイ感じです。
画像(右):クラッチストロークをかせぐ為に、
マスターシリンダー下部に土台を作って付けたしています。

いやー、毎回何かしらワンオフ部品が必要なのねん。

ブチ切れですよ!

ガゾリンタンクの修理から足回りまで全て完了するのに約1年半経っています。

マイダスが戻ってきてから2回目に乗ったときのことです。
走っている途中からエンジンルームから

キュルキュルキュル・・・

という聞き覚えのある音が・・・・これは、ファンベルトだ!

以前、キャブから漏れたガソリンがファンベルトにかかって、
ゴムの油分をとばしてしまいブチ切れたことがあった。

まさに、その時の音と同じだ・・・。

案の定、結果は以下のとおりに。

midas_belt00 midas_belt01

この後、TM RACINGから、出張してもらいファンベルト交換してもらいました。


足回り構造変更

ガソリン漏れの修理と同時に足回りに関して、以前からハイドロに不満があったので、
思い切って構造変更することにしました。

前例といえば、河島さんのマイダスしか思い当たりませんでしたが、
なるようになると思い早速TM RACINGに頼みました。

R_shock_0001 リアの足回りは構造変更する事無く、
減衰力調整付きのショックに交換するだけでした。
いずれはリアにも車高調整を付けたいです。

問題はフロントです。
ハイドロ+ショックからサスペンション+ショックへと構造的に変更するための改造が必要です。

midas_lf_hydros.jpg ハイドロのついた状態がこれです。
この状態は、すでにショックを外してあります。
画像の上部の丸く跡がついているところが
ショックが取り付けてあった場所です。
なんとFRPに直付け
まぁ、これも構造変更したかった原因の一つですね。
【アッパーマウント プロトタイプ】
upper_mount_prot 最初に制作されたアッパーマウントです。
実はこのアッパーマウントにブラケットを付けて
足回りを組んだのですが、
どうしても元の取り付け位置より下がるため、
車高が下がりませんでした。
できるだけ短いショックを選択しましたがダメでした。
(更に短いショックもあるにはあったのですが、
非常に高価なため選択せず)
斜めに取り付けることも考えられるわけですが、
取り付け部の改造が更に広範囲に及ぶ
(エンジンルーム内で干渉する物の位置変更が必要)ため、
ピロアッパーにすることにしました。
【ピロアッパー】
pirouppers 次に制作されたピロアッパーです。
ピロアッパーにすることで、ブラケットを取り付けない分だけ、
めいっぱいショックを上部へ取り付けられるようになります。
ショックの上部は要加工。
midas_lf_suspension01 ハイドロユニットが無くなっているのがわかるでしょうか?
midas_lf_suspension03 車高調整と減衰力調整付きです。
写真を撮った時に車高が低すぎたので、現在は少し車高を上げています。


ガソリン漏れだー!キケン!

2002/06/22の瑞浪サーキット走行会でガソリン漏れを起こしてしまったので、
修理することになりました。

midas_gastank ちょいとばかし余計な物も写っていますが、
真中に写っているのがガソリンタンクです。
全体的に漏れが見受けられますが・・・
midas_gastank_more
midas_gastank_sensor
漏れの原因となっているところは主に2箇所。
パイプの取り付け部とセンサーのところでした。
midas_gastank_out
ガソリンタンクを外した状態はこんなんですが、
この状態でないとできない事はやってしまえーということで、
リアブレーキホースの交換と4点式シートベルトの取付をしました。
【ブレーキホース】
midas_brakehose リアのブレーキホースはステンメッシュタイプに交換しました。
【4点シートベルト】
4point_belt_01 サイドシルとセンタートンネルの側面のFRPが分厚くて
普通のボルトでは届かなかったため、
左右のアンカーボルトは制作しました。
4point_belt_02 この後ろのボルトを止めているところは、
ガソリンタンクを外していないとブラケットの取り付けができません。
4point_belt_03 ま、こんな感じで・・・・(シート替えたいよー)


ホイール交換

本当は、かなり早い次期からホイールを交換したいと思っていたのですが、
なかなかサイズが無くてできませんでした。

特にオフセットの+50というのがネックで、RSワタナベにも問い合わせたのですが
+50は作っていないとのことでした。

そこで、またまたTM RACINGで、

「GTM用かマイダス用でREVOLUTIONのホイールがとってあったような気がする」

ということで、部品置場をあさっていたら、

 ・メーカー不明のエイトスポークホイール
 ・REVOLUTIONの星型スポークホイール

が出てきました。

ハチロクもエイトスポークだったのでそろえたかったのですが、
どう装着してフェンダーよりタイヤがはみ出るサイズだったので断念。

で、REVOLUTIONのホイールはサイズピッタンコで、色が黒だったので決めちゃいました。

wheel MML020622

目指せ!OHVで8000rpm! 1994/11

ツインキャブにして以降、非常に調子よく大きなトラブルもなくマイダスは走っていましたが、
だんだん車に慣れてきたせいもあって、少々物足りなくもなっていました。

この頃、TM RACINGでは、マイダスと同じエンジンを搭載しているGTMのチューニングをしていて、
そのエンジンはOHVで8000rpmオーバーという魅力的なスペックに仕上がっていました。

更にこの頃、私は近々結婚することが決まっていましたので、

「今やっておかないともうやれないかー」

と思い、おもいきってチューニングすることを決めました。

目標は、TM RACINGのGTMと同じくOHVで8000rpmオーバーです。

残念ながら当時の組み込んだパーツの画像はありません。
内容は覚えているだけを記述しています。細かいところは忘れちゃいました。

engine ・ツインキャブ[1+1/4]から[1+1/2]へ変更
・エキパイ・マフラー交換
・ヘッド面研
・バルブシート研磨・バルブすり合わせ
・ガスケット交換(コンペティション)
・チタンローラーロッカー(同時期に交換してなくて後から交換)
・ハイカム(ケントカム286キット)
・フライホイール軽量化・バランス取り
・強化クラッチ
・タイミングチェーン交換(ダブル)
・フューエルポンプ交換
engine_mount ・ファイナルギア交換(3.444→3.938)
 スーパーローギアで、トップに入ってても加速する。
 おかげで燃費はガタ落ち。
・エンジンマウント補強
 これ以前から、エンジンのブレは気になっていたので、
 しっかり補強しました。
oil_cooler ・オイルピックアップパイプ
・オイルクーラー追加
・オイルポンプ交換(ターボ用)
 メカチューンで高回転まで回すようにしたエンジンは、
 オイル関連・熱対策など、しっかりしないといけませんね。
meter_oil.jpg ・油圧・油温メーター追加
 これを取り付けるため、
 カーステレオ(といってもカセット)を外しました。
 エンジン音と排気音が音楽代わりさ、フッ
meter_tacho ・タコメーター変更
 最初は追加タコメーターを考えたんですが、
 内装であからさまに浮きそうだったので、
 元のパネルを書き換えて調整した。
 元は7000rpmまでのメーターで6000rpmから
 レッドゾーンになっていたと思います。
clutchs.jpg ・ワイヤー式クラッチから油圧式クラッチへ変更
 強化クラッチにしたことで非常に重くなり、
 クラッチワイヤーが立て続けに切れてしまったのです。
 そのため構造ごと変えようということで
 油圧式クラッチになりました。


チューニング開始じゃ!

細かいトラブルもちょくちょくありましたが、ちゃんと直して一通り悪い所が無くなった時点で、
いよいよチューニング開始です。

マイダスのノーマル状態はシングルキャブでしたので、
まずこれを1+1/4のツインキャブにするところから始めました。

同時にエキゾーストパイプ、マフラーも交換。
メトロやミニのパーツを流用しているマイダスですが、ボディサイズは両車とも違うので、
マフラーの長さや取り回しが違い流用ができないので、TM RACINGで作ってもらいました。

【シングルキャブ】※画像は日本語パンフレットより
midas_singlecab

【ツインキャブ】
midas_twincab


ラッセル車かよ!

マイダスには、ご自慢のグランドエフェクトを発生させるため、
車体底面をフラットにするためのアンダーカバーが付いています。

グランドエフェクトとは、車体底面と路面の空気流によってダウンフォースを得られる現象です。
この効果は、だいたい時速150km以上からコーナーリング性能の向上や直進安定性など、
体感できます。(あくまでマイダスの乗った私の感覚です)

ground_effect ground_effect under
一番右の写真では車体底面の前部、つまりエンジンの下が丸見えになっていますが、
ここにも後部とおなじく、FRPでできたアンダーカバーが装着されます。

なぜ、見出しがラッセル車かというと、このアンダーカバーを起因とするハプニングが、
まさにラッセル車のようになったからなんです。

アンダーカバーを留めるボルトのボディー側のネジ受けが、直接FRPに直付け
案の定、車体に発生する振動によりだんだん抜けてくるのです・・・ネジ受けごと・・・

で、リアのアンダーカバーの前部のネジが1,2本抜けたまま走っていたある日、
家を出てすぐに・・・

ガザザザザザザァザッザガザザー

と車体の下から地面を引きずる物凄い音が!!!

なんとなく予測は付いていたので、車を降りて下を覗き込むと
リアアンダーカバーの前部のネジが全て外れてしまい、後部のネジだけで付いている状態で、
ラッセル車のようにアンダーカバーで地面を引っかいていました。

これを機に、アンダーカバーのボディー取り付け部に裏からアルミ板を貼り、
そのアルミ板でネジ止めするように改良しました。

それ以降、何度もメンテナンスでアンダーカバーの付け外しをしていますが、
1本もネジが外れたことはありません。


最初のトラブル

今となってはたいしたことではないですが、
当時はまだ私がキットカーというものの理解が足りなかったためにそのトラブルに驚いたので、
今でも印象に残っています。

マイダスを東京に取りに行った日(納車日)です。
乗って帰ることになっていましたので、早速乗込んでシートの調整をして、バックミラーを調整っと・・・

ポロッ・・・

私:「・・・・・・・あの、・・・取れちゃいました・・・」
店の人:「ボンドでくっつけてあるだけだからねー、両面テープとかの方がいいですよ。」
私:「・・・・・はぁ」

というわけで、家まで約5時間の初めてのマイダスの運転は、
バックミラー無しという男らしい状態でした。

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